ニュージーランドから帰ってきちゃいました

ジーランドでの約1年留学し終わったの大学生です。
帰国後は、普段思ったことをつらつら書いていこうと思います。

ニュージーランドの大学にいて思うこと


 日本の大学とニュージーの大学の違い


 今日はふと思ったことについて書いていきます。今私は、ニュージーランドのオークランド大学に留学しているわけですが、そこにいるとやはり日本の大学との色々な違いを目にします。それをちょいちょいっと書いていこうと思うのです。


 まずやはり、勉強のシステムからして異なります。私が感じるに、本当に現地の学生は熱心に勉強します。よく、この勉強の姿勢についてよく日本の大学せいとの違いを取沙汰したオンラインの記事も見かけますが、実際日本の学生よりも本当に勉強している感じがあります。でも私が思うに、それは勉強に対してすごく熱心、というより実際に課題の量がとても多くて、やらなければならない、という方が近いように思います。毎週、たくさんリーディングの課題などが多く、それを読まなければ授業についていけませんから。でも、思ったのは何故こんなにリーディングの宿題が多いのだろう?ということです。単純に、リーディングが多い多いといっても、その理由まで私は深く考えていませんでした。しかし思うに、この理由は 知識の吸収を何より望んでいるからではないでしょうか。様々なアーティクルを読ませ、様々な知識をそこから得る。なによりもその点を重要視しているのではないでしょうか。生徒に知識を与え、生徒を育てていく。海外の大学はそこに何よりも重点を置いているような気がするのです。実際、オークランド大学というのは入学自体はそんなに難しくないような気がします(細かいところはよく知らないのですが)。私が通っていた語学学校ではほとんどの生徒がオークランド大学に進学していました。オークランド大学に行かない人は本当に少しだけでしたし、進学出来ない人というのは本当に英語が出来ない人、っていう感じがします。(少なくとも日本の英語教育をちゃんと受けていればリーディングや文法は本当に文句なしなので進学出来ない人はそこまで多くないのではないでしょうか)しかし、その代わり卒業は本当に難しいらしいです。実際、オークランド大学の法学部などはあまりにも卒業が難しく、途中で大学を変えたり留年する生徒が続出するのだとか。このように、入学では様々な生徒を受け入れ、入学したら生徒にたくさん勉強させ生徒を育てていく、といったようなスタイルが少なくともニュージーランドのオークランド大学のスタイルだと思うのです。(もちろん個人的な推測ですが) 実際、この大学には生徒の勉強を助けるシステムが本当に充実しています。(これについては後々細かく書いていくと思います) このようなシステムは本当に日本にもあったほうがいいんじゃないかって私は思うのです。

ただ、一辺倒に日本の大学はだめだ!!! 海外の大学は素晴らしい!! と言っているわけではありません。私が思うのは、日本にはもちろん日本人にあったスタイルというのがあるはずです。なので頭ごなしにアメリカを見習え!とかヨーロッパを見習え!とかいう姿勢にはどうしても疑問を持ってしまいます。彼らのスタイルは彼らに合うように作られているに決まっています。勿論素晴らしい点も多々あるでしょう。でもだからといって、海外を称賛して日本をけなしてばかりでは、結果的に日本のシステムの発展には貢献出来ないのではないでしょうか。個人的な意見としては、このような別の国が作り出しているシステムをよく観察し、良い点を見つけ出し、それを日本に導入できるか、導入したところでその良い点が日本でも生かされるか、そして本当に日本にとって良いスタイルをそこからどう構築していくのか考えていくのが重要なのではないかと思うのです。

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