ニュージーランドから帰ってきちゃいました

ジーランドでの約1年留学し終わったの大学生です。
帰国後は、普段思ったことをつらつら書いていこうと思います。

自分のものさしで物事をはかって、判断を下すこと。


 友達と旅行に行ってました。ロトルアとタウポに行きました、とても楽しかったです。とても月並みな表現ですね(笑)



 タウポでは諸事情があり、何度も現地のタクシーに電話をかけました。電話って緊張しますね。相手が何を言っているのか、表情から判断できませんし。なので、あまりの緊張のあまり私の英語もひどく稚拙なものになりました。けれど、まあ伝わればオッケー。

 日本では少しでもわからないことがあれば、即電話で尋ねたものです。けれど、こっちではなかなか電話しよう!という気になりませんでしたね、英語を話さなきゃいけないし。




 話は変わりますが、最近思うのは、人生は本当に選択の連続だなあということです。前までは、もう何も考えず直観で選択していたのに。
この世の中には絶対的なものはありませんから。あの人が、こうこうが正しいといった一方でどこかの誰かは、あれあれが正しいといいます。これらの二つは全く相反することなんです。でも、この世の中では、どちらか一方が正しいということはありません。どちらも正しいのです。とても複雑な世の中ですね。だから、自分で、自分のものさしで物事を正確に図って判断を下さなきゃいけないんですよね。



 今まで、自分は目の前にしかれているレールの上を当然のように歩いてきました。でも、それって当然じゃないんですよね。どこかで、自分で判断してそのレールを作り出しているんですよね。そんなことを考える今日この頃です。


 親と一緒に暮らしていたときは、やはり親の考えに大きく影響されていました。もちろん、自分で物事を考えていましたけど、何か困ったら親に相談していました。別に、親に相談するおとは悪いことじゃありません。全然良いことだと思います。けれど、ニュージーランドに来て、親と離れ離れで暮らすことによって、やっぱり自分だけで判断を下すことが多くなった気がします。もちろん、それでたくさん失敗もします。きっと、親がいればそんな失敗もしなかっただろうってこともたくさんあります。でも、なんででしょうね。なんとなくそれでもいっかって思うんですよね。やっぱり、留学して親元を長いこと離れるってかなり大きな意味を持っているんですよね、私には。




国を愛するということ。



 やっぱり睡眠はきちんととらないとだめですね。昨日、ちゃんと寝なかったので一日中体の調子が良くありませんでした。


 さて、私はmsnのニュースを読んでいます。まあ、パソコンの中でインターネットを開いたときにそのニュースがでるように自動的に設定されているんですけどね。中々面白い記事もたくさんあるし、朝にふんふんと気になった記事に目を通すようにしています。


 そこで今日気になった記事は、  国立大学に国家斉唱と国旗掲揚を求める内閣  についての記事でした。国家斉唱と国旗掲揚を求める理由は「国を愛する心」を育てるためやらなんやら。。。


  しかし、そこで考えてみたのですが、「国を愛する心」って本当に歌を歌い、国旗をあげることで育まれるのでしょうか?



 私は、日本という国を愛しています。愛している、というと強い表現になあるけど、要するに日本が大好きです。でもそれは、歌や国旗などで育まれたのではありません。 海外に旅行したり、留学したりすることで、日本という国を客観視し、改めて日本の良い所を再確認して 日本のことが大好きだなあと思うようになったのです。


  実際に、大学で国家斉唱や国旗掲揚をする風景を思い浮かべてみます。まあ確実に何人もの生徒が歌を歌わず、国旗にも目を向けず 早くこの時間が過ぎないかな と思っているに違いません。



 
別に、国家斉唱や国旗掲揚自体に意味がないとは思っていません。しかし、疑問なのは国立大学でそんなことをして、何を目的としているのか、ということです。何故、ここにきてまた 国を愛する心 というのを育もうとするのでしょう。 そして育んで、どうするのでしょうか?


 不明確な点が多すぎます。


 国家斉唱や国旗掲揚はいわば、校歌斉唱とか学校の旗の掲揚のスケール拡大バージョンって感じもします。校歌なら小学校でも中学校高校でもするし、大学でもします。一見、じゃあいいじゃん、国歌歌っても別に、と思うかもしれませんが 国歌を歌うのと校歌を歌うのじゃあスケールが違いすぎて訳が違うと思います。


 私の意見としては、そういうところじゃなくてもっと別のところに目を向けるべきだと思うのですがね。日本の教育や社会制度、文化推進とかに目を向け、より良いものを作り上げていく方が、より簡単にまたより効果的に 国を愛する心の育成に繋がると思いませんか。







私のお気に入りお村上春樹作品集2

恋しくて
レキシントンの幽霊
やがて哀しき外国語
うずまき猫のみつけかた
辺境・近況
走ることについて僕の語ること



 恋しくて は彼の作品ではなしですね、厳密にいうと。彼が翻訳したものです。それでもこの本は面白かったなあ。村上春樹自身が書いた恋するザムザと恋と水素がお気に入りですね。
レキシントンの幽霊 は短編集ですね。これもおもしろかったな~。中でもお気に入りは レキシントンの幽霊・緑色の獣・氷男・トニー滝谷ですかね。緑色の獣ですが、これはたしか地面からのそのそ獣現れるんですよね。村上春樹の本では、地面から何か出てきたり・穴を掘ったり・井戸の存在がいつも中心に据えられていますよね。実は私はいまだにこれらの表現にピンとこないのですが、、、。ある村上春樹評論サイトでは、これは人の深層意識を指していると書いてありましたが、、、。うう~~んそれでもいまだにピンとこない。いつかピンとくる日が来るのかな。


やがて哀しき外国語はエッセイですね。